書影: 最後の講義完全版大林宣彦 : 映画とは”フィロソフィー”
書誌: 最後の講義完全版大林宣彦 : 映画とは”フィロソフィー”
タイトル | 最後の講義完全版大林宣彦 : 映画とは”フィロソフィー” |
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著者 | 大林宣彦 著 |
著者標目 | 大林, 宣彦, 1938-2020 |
出版地(国名コード) | JP |
出版地 | 東京 |
出版社 | 主婦の友社 |
出版年月日等 | 2020.3 |
大きさ、容量等 | 206p ; 19cm |
注記 | タイトルは奥付による.標題紙等のタイトル: 最後の講義完全版 |
注記 | NDC(9版)はNDC(10版)を自動変換した値である。 |
ISBN | 9784074391219 |
ISBN(set) | 9784074391677 |
価格 | 1300円 |
JP番号 | 23349231 |
トーハンMARC番号 | 34039059 |
出版年(W3CDTF) | 2020 |
件名(キーワード) | 大林, 宣彦, 1938-2020 |
NDLC | KD655 |
NDC(10版) | 778.21 : 映画 |
NDC(9版) | 778.21 : 映画 |
対象利用者 | 一般 |
資料の種別 | 図書 |
言語(ISO639-2形式) | jpn : 日本語 |
目次: 最後の講義完全版大林宣彦 : 映画とは”フィロソフィー”
序章 映画とはフィロソフィーである
8 ぼくが今も現役で映画をつくれている理由
11 これが「最後」という覚悟は常にある
15 淀川長治の教えと最後
18 手塚治虫が残したフィロソフィー
22 未来のために僕は生きなければならない
第1章 「あの時代」の映画に込められていたメッセージ
28 古い映画を観る意味はどこにあるのか?
33 『七人の侍』とこれからつくられるべき未来の映画
37 『ハワイ・マレー沖海戦』の特撮映像
42 小津安二郎が “豆腐屋としての映画” をつくるようになった理由
49 『秋刀魚の味』と『彼岸花』に込められたメッセージ
53 ヌーヴェルヴァーグと戦争
第2章 「平和孤児」にとっての戦争、「今の子どもたち」にとっての戦争
60 戦後に迷子になった平和孤児
64 「モノとカネによる復興」と「清貧」
66 『この空の花 – 長岡花火物語』と人々の魂
70 素晴らしき非常識「憲法9条」
74 戦争と平和、知性と正気
78 戦争を忘れることで戦争を手繰り寄せている日本人
81 今の若い人たちは「戦前」を生きている
84 戦争映画でもある『HOUES/ハウス』(77)
90 映画によってつないでいく過去と未来
第3章 ネバーギブアプとハッピーエンド
96 表現はアクションではなくリアクション
100 表現者は「ゆるキャラ」になってはいけない!
103 ネバーギブアップというメッセージ
106 9・11がもたらしたアメリカ映画の変化
110 新しいネバーギブアップ
113 ハッピーエンドなんて、この世にない?
116 祈るように生み出したフィロソフィー
120 『真昼の決闘』か、『リオ・ブラボー』か
124 今、『花筐/HANAGATAMI』をつくった理由
第4章 自分に正直に生きるということ
130 子どもが見ていた「大人の正体」
138 どうやら日本は負けているみたいだ…
141 死ななかった自分は卑怯だ
146 談志は言った。「俺はがんなんかで死にたくねえよ」
149 自分がやりたい道を行けるのは平和の証拠
155 「続き」をやることの大切さ
159 「売れる映画」なんてつくったことがない
第5章 映画がいらない時代がくるまで…
164 「花火」になるか、「爆弾」になるか
169 今、「戦争の気配」が立っている…
172 『きけ、わだつみの声』と『ビルマの竪琴』
176 どんな映画をつくるべきか、つくらないでおくべきか
178 ジャンルや技術ではなく、まずフィロソフィーありき
181 「バトンタッチ」でつくっていく平和
終章 最後のメッセージ
190 「がん」が教えてくれること
196 「シネマゲルニカ」という発想
200 ぼくは130歳くらいまで生きます
203 おわりに
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